慶應義塾大学医学部 血液内科

Division of Hematology Department of Medicine Keio University School of Medicine

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診療 造血器腫瘍遺伝子パネル検査について

「ゲノム診療―血液がん診療を次のステージへー」

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造血器腫瘍の発症や再発・治療抵抗性に遺伝子異常が重要な役割を果たすことが知られています。これらの遺伝子異常は造血器腫瘍や類縁疾患の診断、治療法の選択、予後予測に役立ちます。遺伝子パネル検査により複数の遺伝子異常を同時に解析することで患者さん一人一人に最適化された個別化医療の実現が期待されています。

造血器腫瘍遺伝子パネル検査とは

造血器腫瘍遺伝子パネル検査とは、次世代シークエンサーという解析装置を用いて、患者さんの腫瘍DNA/RNAから造血器腫瘍や類縁疾患に関連する多岐に渡る遺伝子異常を一度に網羅的に検出する検査です。
この検査の目的は、患者さんの造血器腫瘍や類縁疾患の特徴をゲノム解析によって網羅的に調べ、より正確な診断、適切な薬剤/治療法の選択、治療効果の予測を行うことにより、造血幹細胞移植の適応決定や臨床試験への参加の検討など、患者さんの治療方針決定に役立てることになります。

参考資料

慶應義塾大学医学部がんゲノム医療センター/腫瘍センターがんゲノム医療ユニット ホームページ
https://genomics-unit.pro
国立がん研究センター がんゲノム情報管理センター ホームページ
https://for-patients.c-cat.ncc.go.jp
造血器腫瘍ゲノム検査ガイドライン 2023年度版
http://www.jshem.or.jp/genomgl/home.html