教育 血液内科の1日(移植病棟の初期研修医を例に)
移植病棟の研修医の1日
7:45〜 情報収集
回診前に情報収集、体温表、看護記事から夜間の出来事を把握します。
8:00〜 回診
丁寧な全身診察で小さな変化や新しい所見を見逃しません。
移植患者さんでは特に体重、尿量、食事摂取量など全身状態に注意します。
8:30〜 採血データ確認、カルテ記載
カルテの書き方は上級医が丁寧に指導します。
輸液量や電解質補正など上級医と相談しながらオーダーします。
今日は画像読影を上級医と行なっています。
10:00〜 Hematological chart作成
hematological chart(通称:ヘマチャ)は治療経過を速やかに把握するために便利なツールです。
疑問点は移植経験豊富なチーフに相談!
11:00〜 輸血
血液疾患の患者さんの多くは、治療中に輸血療法が必要になります。
血液製剤を正しく投与するためにダブルチェックが重要です!
12:00〜 昼食
忙しい病棟業務から離れ、リフレッシュタイム。
みんなで食堂に行くことが多いですが今日はコンビニで買ってきました。
院内に24時間営業のコンビニがあるので困りません!
13:30〜 処置
骨髄検査や腰椎穿刺を上級医の指導のもと、step by stepで習熟します。
16:30〜 検鏡
完成した塗抹標本を確認します。
今日検査を受けた患者さんは無事に寛解に到達していました!
18:00〜 申し送り
木曜日夕方に週末に向けて申し送りをしています。
休日の勤務は個々の予定に応じて調節しています。
20:00〜 打ち上げ
今日は打ち上げです。2ヶ月間お疲れ様でした。
血液内科で学んだ事を活かして次の診療科も頑張って下さい!