教育 慶應義塾大学病院内科専門医研修プログラムのご案内
専門医制度
2018年度から新内科専門医制度が開始されました。新制度では基本領域の新・内科専門医を取得後に血液専門医、感染症専門医などの各専門内科の専門医(サブスペシャルティ専門医)を取得する二段階制になっています。
新・内科専門医(基本領域専門医)取得の研修期間は3年間です。修了要件として、カリキュラムに定められた70疾患群のうち、最低56疾患群以上、計160例以上の症例を主担当医として経験する必要があります。また、基幹施設で1年間以上、基幹施設以外(連携施設または特別連携施設)で1年以上の研修が必要となります。
慶應義塾大学医学部内科学教室は、2018年度から新たに4年間の専修医プログラムを始めました。新・内科専門医取得のための研修は、慶應義塾大学病院1年間と異なる連携診療施設で1年間ずつの合計3年間です。4年目は慶應義塾大学病院で専門研修を行います。
1年目(医師3年目:D3)を慶應義塾大学病院から始める慶應スタートコースまたは連携診療施設での研修から始める連携スタートコースのいずれかを選択できます。連携診療施設は希望に沿って調整が行われます。また、大学病院と連携診療施設での研修を通じて専門医を取得する上で必要な症例を十分経験することができます。
専門内科の決定(入局)は、専修医プログラム応募時または1年目の研修中に行います。専門内科の選択に迷っている場合はその診療科を経験した上で入局先を検討できる点も魅力です。
大学院への進学は、慶應スタートコースでは3年目(医師5年目:D5)、連携スタートコースでは2年目(医師4年目:D4)から可能です。
研修内容については、教育体制や到達目標もご覧になって下さい。
連携診療施設①(8病院)
- 済生会中央病院
- 東京医療センター
- 川崎市立川崎病院
- けいゆう病院
- 横浜市民病院
- さいたま市立病院
- 東京歯科大学市川総合病院
- 済生会宇都宮病院
連携診療施設②(22病院)
- 足利赤十字病院
- 佐野厚生病院
- 川崎市立井田病院
- 済生会横浜市東部病院
- 平塚市民病院
- 国立病院機構 埼玉病院
- 東京都立大塚病院
- 国際医療福祉大学三田病院
- 永寿総合病院
- 北里研究所病院
- 日野市立病院
- 埼玉メディカルセンター
- 日本鋼管病院
- 練馬総合病院
- 荻窪病院
- 河北総合病院
- 静岡赤十字病院
- 立川病院
- 榊原記念病院
- 国立がんセンター
- 国立がんセンター東病院
- 国際医療福祉大学成田病院
応募希望の方はこちらへ
専修医センター
http://www.med.keio.ac.jp/sotsugo/kouki/kouki-index.html