慶應義塾大学医学部 血液内科

Division of Hematology Department of Medicine Keio University School of Medicine

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診療 当科でのCAR-T(キムリア®)を用いた治療をお考えの主治医の先生方へ

CAR-T療法適応症例のご紹介について

当院は2020年12月にキムリア療法提供可能施設に認定されております。当時は工場の製造能力の問題で製造枠が月1件程度と限定されておりましたが、現在は大幅に緩和され提供しやすい状況になっております。キムリア療法の提供に注力していきたいと考えております。
キムリアはアフェレーシスから製剤の搬入まで1.5か月程度かかるため、適応となり次第、リンパ球採取を行うことが治療の実施につながると考えています。

再発難治DLBCL(75歳以下)およびCD19陽性再発難治B-ALL(25歳以下)の候補症例がございましたら、ノバルティスファーマ株式会社のキムリアの医療関係者向けサイトからキムリア患者紹介用フォームをダウンロードの上、ご記載いただき、添付の上、下記連絡先までご相談ください。

慶應CAR-Tチーム
E-mail : keio-hematology-cart-group@keio.jp

なお、患者様からの直接のお問い合わせはお答えしかねます。
何卒ご了承の程宜しくお願い致します。

再発難治性DLBCL(75歳以下)に対する当科の適応

DLBCLについては保険適応および年齢、病勢から別紙(添付ファイル参照)のように候補症例の基準を定めています。治療歴の基準がいずれかの緑の項目に該当し、除外基準がすべていいえに該当する症例は、候補になる可能性が高いと考えます。

キムリア候補基準(PDF)