慶應義塾大学医学部 血液内科

Division of Hematology Department of Internal Medicine Keio University School of Medicine

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研究 基礎研究

血液内科研究室

研究テーマ
「造血幹細胞移植後の免疫再構築およびウイルス感染症に関する検討」

当院では、造血器疾患に対し、同種造血幹細胞移植を年間30-40例ほど行っています。造血幹細胞移植は唯一の根治療法ではありますが、大変リスクの高い治療でもあり、様々な移植後合併症を認め、治療に難渋することがあります。その一つとして、強力な化学療法と免疫抑制剤の影響で様々な感染症にかかりやすくなることが知られています。特にサイトメガロウイルス、ヒトヘルペスウイルス6、水痘帯状疱疹ウイルス、アデノウイルス、BKウイルスなどのウイルスは、時に命にかかわる重篤な感染症を引き起こします。 当研究室では、このようなウイルス感染症の予防および治療に結びつく知見を得ることを目的に、移植患者さんから同意を得て臨床検体を頂戴し、ウイルスに対する特異免疫や移植後免疫再構築について詳細の検討を行っています。 私たちは、患者さんのベッドサイドで生まれた疑問に基礎的にアプローチし、患者さんの実際の治療に還元することを目標に研究を進めています。

業績

同種造血幹細胞移植後のHHV-6再活性化に対する特異的液性免疫の評価

Evaluation of humoral immune response against HHV-6 after allogeneic stem cell transplantation

中山 瞳、山崎 理絵、加藤 淳、甲田 祐也、安部 涼平、橋田 里妙、山根 裕介、 城下 郊平、佐藤 雄紀、岡本真一郎、森 毅彦

(第40回日本造血細胞移植学会総会、2018年、札幌、口演)

大学院生がお世話になっている研究室

国立国際医療研究センター研究所(田久保圭誉 生体恒常性プロジェクト長)

綿貫慎太郎、城下郊平、藤田進也